子ども達の体力低下について
少し前の発表になりますが、スポーツ庁が昨年2022年12月23日、小学5年と中学2年を対象に行った令和4年度全国体力テストの結果を公表しました。体力テストは、全国の国公私立計約3万校の児童生徒約200万人を対象に、今年4~7月にかけて実施されました。
握力や反復横跳びなど実技8種目を点数化した体力合計点は、小中の男女いずれも、平成20年度の調査開始以降で最低を更新されたそうです。
外遊びや運動を子供たちの生活にどう定着させるかが課題として浮き彫りになったということです。新型コロナウイルス禍で制限がある中、子供の肥満の割合は、小学5年の男女と中学2年の男子で過去最大となりました。
◆調査結果概要◆
《体力・運動能力》
実技8種目の得点合計である体力合計点は、小・中学校の男女ともに、令和元年度調査から連続して低下しています。《運動時間》
1週間の総運動時間が420 分以上の割合は、小・中学校の男女ともに、令和3年度よりも増加しましたが、以前の水準には戻っていません。《生活習慣》
◆令和4年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果◆より
小・中学校の男女ともに、肥満の割合が増加しています。また、朝食欠食、睡眠不足、スクリーンタイム増加などの生活習慣の変化が見られます。
こちらは、文部科学省が実施している、新体力テストの情報です。ケアタスでは、今後、ご自身の体力を知っていただくためのイベントを企画して参ります。
情報元:産経ニュース
小中男女の体力、過去最低 コロナ禍で低下に拍車